「チンタラやっとらんと、さっさと見せい!」っちゅー方は、すぐさま目次へGO!
かつて、世界は龍に満ちていた。天空は飛龍の庭、潮流は海龍の園…いにしえの龍達はこの世の春を謳歌していた。
龍達の王が忽然と姿を消すまでは…
時は流れて幾星霜。人界において平穏無事に過ごしていた少年の前に龍の化身と名乗る男が現われ、驚くべき事を告げる。少年こそ、龍界を不如意に去らされた王の正統なる子孫、龍族の予言に謳われし当代の龍王なのだと。
―いにしえの王の残せし剣の主となり、我らを救ってくれ…
戸惑う少年の前に続く苦難の道、襲い来る邪悪なる者達。少年は無事王となれるのか?そして予言に隠された秘密とは?
↑ネタばれを避けたら避けすぎてちょっとアレな感じッスね…つーか自分でアオリ作るの、ムナシーって(涙)
個人的に龍スキーなモンで、とにかくドラドラなキャラがうじゃうじゃ出て来る、ドラゴンハーレム(笑)な話を!と意気込んで作ったんスけど、ドラゴンは敵に回してこそ最高最強の幻獣って気がします。おハナシの基本として、強大無比な敵に力で劣るヒーローが必死で立ち向かうってのが自然スから、どーも「お味方ドラゴン」は無敵なカンジになりませんねー。
そもそも「龍やドラゴンの類=虐げられた被害者」っての定義して、そこから「龍族の王たる主人公=龍達の解放者」って方程式を導いちまったモンで、どーしても偽善的生温さが全面に出ちまって出ちまって…作者の気弱者ぶり、大全開っスね(泣)
ついで言うと実はコレ、三部作(ヲイ)でして。龍の有名所は全部第三部用に温存中で、第一部はおっそろしく龍度の低いモンになっちまいました。一番メインの龍も擬人化だしなァ…
ま、こんなモンではありますが、龍スキー、ドラゴンフェチの皆さんに捧げます。
ついでに蛇足。
作者…実はその、BでLなジャンル(死)も何故か平気と言うかアレなんで…イヤ、今の所、この話そのケはゼロなんスけど、続編の事考えると、一応冗談の分かる心の広い人向けかなー…なんて。
渾沌の牙 龍王として選ばれた高校生「昂」と龍達の物語です。まだ序章と言うか第一部ですので龍度はまだ控え目ですが… | |
一章 遭遇 (1) (2) (3) (4) (5) | ごく平凡に暮らして来た高校生、昂。他人と違う事と言えば、龍神の住まうと言われる湖畔の祠に足繁く通う事くらい。だが、その小さな湖こそが運命の分岐であったのだ… --2003.4.19 |
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二章 龍紋 (1) (2) (3) | 龍王としての証(あかし)、それは古来より伝わる龍王の剣。並外れた龍族の豪傑、金剛ですら成し得なかった剣の持ち主となる試練。一介の高校生に過ぎぬ昂に果たして可能のか? --2003.4.19 |
三章 怪虫 (1) (2) (3) (4) | 遂にいにしえの剣を手にし、龍王としての第一歩を踏み出した昂。だが、儀式に必須の剣があると言うのに金剛は何故にか「誓約」の儀に及ぼうとしない。そんな折、旅装整える意図にて立ち寄った街中で、不穏な噂を耳にする。 --2003.5.24 |
四章 腐鬼 (1) (2) (3) (4) (5) | 退治も無事済ましたが、感謝にくれる村人達に引き止められて出立遅れるばかりの昂達。当地に歪みをもたらした、異常の「火気」の因を探る必要があると言うにも関わらず…焦燥の日々を送る二人の元、ある「事件」が襲いかかり… --2003.5.26 |
五章 沼地 (1) (2) (3) (4) | 腐鬼の襲撃の傷はまだ癒えず…悪夢にうなされながら床に伏す日々。少年の己の未熟への叱責が、却って治癒を遅らせる。その苦しみ様に耐え兼ねて、金剛は『術』の発動を決意するのだが… --2003.6.24 |
六章 泥魔 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) | 龍の眷族との邂逅も果たし、一帯を覆う異常の元凶も掴めては来た。生類の心を操り、およそ全てのものどもを狂暴化させて惨劇を引き起こす魔物の存在…。しかし街を蝕む毒はその身の内にも在ったのだ… --2003.11.17 |
七章 火霊 (1) (2) (3) (4) (5) | 人身に封じられし龍を解放し、引いては龍族全てを救うべく…若き龍王として誓約のための試練に挑まねばならない。次の試練は火霊山の守護を勤めし龍の眷族、サラマンドラを己の使役にする事だったが… --2003.11.20 |
八章 水霊 (1) (2) (3) (4) (5) (6) | 遂に火蜥蜴サラマンドラを使役に成した昂。だが次なる試練が待ち受けている。湖に住まう不思議の美女、メロウの長を探し出し、その者と誓約交さねばならないのだ…気性の荒い種族では無く、余程易しい事だと金剛は励ます様に言うのだが。 --2004.2.13 |
渾沌の牙:外伝 「渾沌の牙」の本編から削った物語です。読み切りばかりですので、試し読みに。 …気のせいか、何かアレな雰囲気が強いのですが…(^^;) | |
鍛練 | 突如己が龍族の王たると知らされた昂。一介の高校生に過ぎぬ自分を、早く相応しき存在に成そうと必死の鍛練の日々…とりあえず、金剛の微妙な気持ち(笑)を酌んでやって下さい(^^;) --2003.4.18 |
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長雨 | 初陣を前に、不安に揺れる昂。そんな心情を知ってか知らずか、長い長い雨が昂達を家屋の中へと閉じ込める。たった一人部屋に残されて、ますます気弱になる己の心を叱咤するが…三章の中程のエピソード。 --2003.5.24 |
龍馬 | 種々の異常を巻き起こす、不審な火気の因を探りに旅は続く。奇妙に狂った火気がため、昂も随分と弱っていたのだが…時間的には四章のエピソード。当初は純粋に龍の眷族ネタだったんですが…テーマ絶対ずれてるぞ(謎) --2003.5.26 |
滋養 | 慣れぬ異界の旅、身の内で進む龍身への変容、さらには異様の火気と不浄の空気に当てられて。遂に倒れてしまった昂。病身を慮っての滋養溢れた食事を口にした時…懐かしい記憶が蘇り…四章半ばのエピソード。四章、どうにも気が滅入るので、気分転換に。 --2003.5.28 |
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